保育士のぼくが考える、子どもを叱る方法

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叱るときはどんな時?

 

以前の記事で、「おこる」と「しかる」の違いについて書きました。

 

ぼくなりの解釈は、

 

「おこる」は自分のことを中心に考えていて、

「しかる」は相手のことを中心に考えていて、

その判断は自分の主観によって決まる。

 

というものです。

 

詳しくはこちら↓↓↓

保育士のぼくが考える「怒る」と「叱る」の違い

 

 

では、子どもに叱るとき、

 

どんな場面のときに叱り

どのように叱るといいのか。

 

 

 

自分なりの基準を持つ

 

子どもと関わる仕事をしている人や子育て中のお母さんお父さんで、

子どもを叱るということについて悩んでいる方も多いと思います。

 

特に子育て中のお母さんお父さんは、

自分の子どもが初めて長時間関わる子どもで、

いま自分の子がしていることが年齢に見合っているのか、

これは叱るべきなのか叱らなくてもいいのか経験がないからわからない。

と日々頭を悩ませている方もいると多いと思います。

 

そしてまた、自分なりに「子どもを叱る基準」を持っている方も多いと思います。

 

子どもを叱ることに関しては、

自分なりの「基準」を持つことが大切だと思います。

「基準」があることによって、

大人も子どもも余計なストレスを感じることなく過ごせると思うからです。

 

 

 

ぼくが保育園で働いていて子どもを叱る時の目安にしているのが、

 

 

①事故や怪我に繋がる危険なことかどうか

 

②人に迷惑をかけるかどうか

 

 

の2つです。

 

 

 

危険かどうか

 

子どもは好奇心が旺盛で、日々多くのことに興味を持ちます。

たとえば、

ハサミで遊んでいて「自分の指を切ってみたらどうなるんだろう」と思ってしまうのも

子どもの好奇心です。

 

遊びがエスカレートして、自分で制御できなくなることもあります。

たとえば、

マットの上でジャレあって遊んでいて

興奮した子どもがジャンプして他の子どもの上にのしかかったり。

 

 

子どもは、

大人が思いつかないようなこと、

そして

「そんなことしないのが当たり前」だと思っていることをするのです。

 

 

そんな場面で叱る基準として、

 

していることがその子や周りの人のケガや事故に繋がるかどうか

 

を考えるようにします。

 

そして、危険なことだと判断すれば、叱ります。

 

 

叱るといっても怒鳴るわけではなく

「それは危険なことだからしてはいけないよ」と伝える感覚に近いです。

このことはあとでまた書きたいと思います。

 

 

 

ただ、

一概に「ケガや事故に繋がりそうだからやめさせる」とやっていては

子どもはなにもできなくなってしまいます。

 

 

育て方の一つとして、

その子自身が実際に経験してみることで身をもって学習させていく

という考え方もあるので、

どの程度まで禁止するかは難しいところです。

 

 

ぼくの場合は保育園で働いているということもあり、

それが一つの基準になります。

 

親せきや友だちの子どもと遊んでいるときなら叱らないことでも、

保育園で仕事をしているときには叱るときがあります。

 

 

それは、

保育という仕事が、

人の子どもを預かり、その子の安全•健康を守りながら面倒を見る仕事だからです。

 

 

そしてまた、

保育園•幼稚園という集団生活の場だからこそ起こるケガや事故があります。

 

たとえば、園庭の一角に子どもが20人集まっていて

離れたところから「こっちまで走っておいで〜」と声をかけるとき、

呼ぶ場所やタイミングを考えないと

押されたり他の子につまづいたりして転倒してしまいます。

 

 

というわけで、

集団生活の場ではどうしても禁止事項や注意しなければならないことが多くなってしまいます。

 

 

 

人に迷惑をかけるかどうか

 

子どもを叱る時の2つ目の基準として、

人に迷惑をかけるかどうか、があります。

 

 

「人に迷惑をかける」ということは、

自分以外の人がいないと始まらないので、

保育園•幼稚園での集団生活はそれを学ぶのにとても良い機会になります。

 

では、どんな時に叱ることが必要になるのか。

 

たとえば、

他の子が遊んでいるおもちゃをいきなり奪い取っている子がいたらそれは叱る対象になります。

先に遊んでいる子の迷惑になるからです。

 

奪い取ってしまった子は、

•順番を待つ

•仲間に入れてもらえるよう声をかける

などの対応が必要です。

 

 

たとえば、

自分が使ったおもちゃの片付けをしない子ども、

この子も叱る対象です。

 

次に使う子が散らかった状態から使い始めなければいけなくなり、

それは次に使う子にとって迷惑になります。

使い終わったら片付ける、元の場所に戻すことを習慣にする必要があります。

 

 

 

また、人の話を聞かないというのも叱る対象になります。

人が話している時というのは、

なにか伝えたいことがあって話しているわけで、

その時によそ見をしていたり、近くの子どもとジャレて遊んでいたりしていたら

話し手(保育園では先生)の迷惑になってしまいます。

話を聞いていないゆえに次にすることがわからず、他の子どもに迷惑をかけてしまうこともあいります。

 

ただし、

この場合は話し手の話が面白くない•リズムが悪いなど

話す側に原因がある場合も多く、

それは子どもの前で話す先生として気をつけなればいけないところで、

ぼく自身反省することも多いです(笑)

 

大人だって、自分が全然興味を持てない話を毎日毎日されたら聞く気失せてきちゃいますもんね。それで「人の話を聞きなさいっ」って叱られてもねぇ。笑

 

 

いくつか例をあげてみましたが、

「人に迷惑かける」というのは線引きがすごく難しいです。

 

この人はそれを迷惑だと思うけど、

あの人はべつに迷惑だと思わない。

なんてことは多々あります。

 

だからこそ、

集団生活の中で子どもたちの面倒を見ている先生は悩みます。

 

でも、悩みすぎていてもしょうがない。

 

ぼくは、自分なりにおおまかな基準を決めていて、

「大人になって社会へ出た時に迷惑になること」

については叱るようにしています。

 

 

 

•順番を守る

•人の話を聞く

•人のものを勝手に取らない

•時間を意識する

などです。

 

 

 

まとめ

 

子どもをしかる時の基準、

 

①危険なことかどうか

②人に迷惑をかけるかどうか

 

を意識することによって

不要な不快感を子どもに与えることなく子育てができるようになるのではないかと思います。

 

 

また、

保育園•幼稚園という集団生活の場で経験する他人と関わりというのは

その子が成長する上でかかせないものだと思います。

 

人と関わらずに生きて行くのって不可能ですからね。

 

小さいうちは知らなくて当たり前だし間違えたっていいんだから

少しずつ成長できるよう、

周りの大人がサポートしてあげればいいんじゃないでしょうか。

 

ぼく自身も自分と関わることになった子どもには、

その子の成長•将来を考え、叱る時は叱るようにしています。

 

 

 

今回はどんな時に子どもを叱るのかについてぼくなりの考えを書いてみました。

次は、子どもを実際に叱るとき、

 

「どのように叱るといいのか」

 

について考えてみたいと思います。




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