【鼻水には手袋を】〜ぼくがオーストラリアの保育園で学んだこと〜

アイキャッチ画像 オーストラリアの保育園で学んだこと

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はじめに

ぼくがオーストラリアの保育園で働いて知った、日本の保育園との違いを記事にしています。

今回は生活の中で気になった細かいところについての話です。

オーストラリアの保育園で働いてみて、食事や遊び•排泄のことで日本との違いをたくさん知ることができました。
大きな違いはもちろん、細かな違いも知ることができたので、今回はそれをまとめて書こうと思います。

「へぇ〜、こんな所も日本と全然違うんだねぇ」と思えることばかりです。

鼻水には毎回手袋を

保育室内で楽しそうに遊んでいる子どもの顔をふと見ると、鼻からキラキラと鼻水が垂れていました。子どもはティッシュもハンカチも持っていません。自分の近くにはティッシュの箱があります。さて、ティッシュを手に取り子どもの鼻水を拭いてあげようか。

保育園ではよくある状況だと思います。こんな時、日本の保育園であれば保育士がティッシュを手に取り、「ちょっとおいで」とその子の鼻水を拭ってあげることもしばしばあると思います。

 

オーストラリアでもそれはするのですが、日本と違うところがあって、

オーストラリアでは、子どもの鼻水をティッシュで拭う場合はゴム手袋の着用が義務付けられています。これは園の方針ではなく、国の方針です。

子どもの鼻水、オムツ、唾液、給食の配膳等に触れる場合は必ずゴム手袋を着用しなければいけません。

目の前に鼻水をたらしている子どもが3人いたら、1人目拭ったらそのゴム手袋を捨てて新しいゴム手袋を装着し、2人目拭ったらまた捨てて新しいのをつけるという感じ。

オムツ替えも同じです。1人ごとにゴム手袋を新しいものに付け替えます。もちろん使い捨てのゴム手袋を使用しますが、1日の消費量はものすごく多かったです。

 

日本の保育園では、子どもの鼻水を拭いたりするときにゴム手袋をしたことがなかったので、最初は「毎回つけるの?手間だなぁ」と思っていましたが、郷に入っては郷に従います。毎回つけていました。国が定めているということで、日本以上に衛生面に配慮しているんだと思いました。

 

まな板を床に置いて食材を切る

ある日の午前中、担任のクリスティーが「今日はフルーツがあるからみんなで食べよう」と言って、園のキッチンからまな板と包丁とフルーツをいくつか持ってきました。その日の保育はフルーツの種類や数を学ぶことを目的にしていました。

 

子どもたちを保育室の床に円形に座らせて、いざカットスタート!したのはいいんですがぼくは目を疑いました。

クリスティーは保育室の床の上に直にまな板を置き、そのまな板の上でフルーツをカットし始めたのです。

保育室の中とはいえ、そこはオーストラリア。子どもも大人も外靴のまま生活している場所です。砂もたくさん落ちてるし、ホコリもあります。衛生的に考えたら「ん?」と疑問に思う所。

でも、クリスティーも当たり前のようにフルーツを切り続けているし、子どもたちも「床に近くて汚な〜い」なんてこと誰一人として言いません。

 

「え〜と、鼻水拭くのに毎回ゴム手袋付け替えるのに、これはアリなのか!?」って、そのギャップにびっくり(笑)

衛生的なレベルでいうと、、、コンビニとか映画館の床の上に直接まな板を置いてフルーツを切り始めているのと同じです。
「まな板あるからいいんじゃないの?」って思う人もいるかもしれませんが、日本の保育園だったら絶対に提供しない衛生状態です。

日本の保育園では、上履きに履き替えて生活してる室内ですら調理等は絶対机の上で行うのに、オーストラリアは「汚い」の感覚が日本と全然違うんだと思いました。

子どもたちは美味しそうにフルーツを食べ、クリスティーに勧められたぼくも美味しくいただきました。P園の子どもたち、全然風邪引いたり体調崩したりしないなぁとは思っていましたが、こーやーって上手く雑菌と共存してるから??免疫力もある程度強いのかもしれないですね。根拠はないですけど(笑)

 

日焼け止めは必須

保育中に外の園庭に遊びに行く時の話です。
オーストラリアの保育施設では散歩でも園庭でも、戸外に出るときは日焼け止めの塗付が国の指針で義務付けれています。

「つけたほうがいいですよ」ではなく、「つけななければならない」です。
それもそのはず。オーストラリアのUV(紫外線)は日本より強いと言われていて、実際、本当に日差しが強いんです。

だから、0歳の赤ちゃんから5歳の子どもまで外に出る際は必ず日焼け止めを塗ります。これは保育園だけでなく、一般家庭でも同じです。

帽子の着用はもちろん義務。加えて、外へ出るときは肩が出ているノースリーブやワンピースも禁止でした。ノースリーブを着ている子どもは一枚羽織るか、肩のあるTシャツに着替えていました。

各保育室には業務用サイズの日焼け止めボトルが置いてあって、小さい子どものクラスは保育士が、大きい子どものクラスは自分たちで塗ります。小さい頃から日焼け止めを塗ることに慣れているだけあって、4歳や5歳の子どもたちは耳の後ろまで上手に塗ることができます。

 それくらい紫外線に敏感な対応をしているので夏場には、「紫外線が高い」という理由で外遊びが中止になることが頻繁にありました。
毎日園長先生や担任の先生が最新のUV指数をチェックしていて、「今日はUV高いから外は出れないわね」なんてやりとりをしています。

オーストラリア 子ども 保育園

 

なぜそれほどまでに紫外線に敏感なのか。

先ほど書いたように日本よりも紫外線が強いからという理由はもちろんあると思います。それに加えてもう一つ、肌質の違いによる肌の弱さも大きく関係していると思います。

P園には、欧米系、アジア系、インド系、中東系と様々なバックグラウンドを持つ子どもたちが在籍していましたが、日焼け止めを塗る時、先生たちはいわゆる”白人”の子どもたちに特に気を配り、入念に塗っていました。

一度、5歳のオーストラリア人の男の子が日焼け止めを塗り忘れて外で遊んでしまったことがあったのですが、保育室に戻ってきた時は日に当たった顔と首と腕の部分だけが異常に真っ赤になっていました。そして、ものすごく痛痒くなるみたいで、ひどい場合だと数時間後にはただれてしまうそうです。

以前、ぼくの友だちの日本人男性が、真夏のオーストラリアのビーチでお腹を出して(日焼け止めも塗らず)3時間くらい昼寝したそうなんですが、その日の夜からヒリヒリと痛みがひどくなり、翌日にはお腹が水疱だらけになったのを見せてもらったことがあります。火傷としたのと同じ状態になっていました。日焼けで火傷するって怖すぎませんか?笑(笑い事じゃないけど)
オーストラリアの紫外線は怖いです。

当然、目にも良くないので、だからオーストラリアでは子どもから老人までサングラスをかけているんですね。

 

 

さいごに

今回は、生活の中で知った日本とオーストラリアの保育園の違いを3つ書きました。

国が違えば文化も習慣もいろいろと違いますね。

海外のいい所、日本のいい所をうまく合わせながら子どもたちと関わっていきたいです。

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