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オーストラリアの保育園、日本とココが違う!![給食編]

オーストラリア 食事 保育園

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はじめに

 

オーストラリアの保育園で働いてみて感じた日本の保育との違い、今回は食事や給食の違いについて書いてみます。

 

人間が生きていくためには欠かせない食事、コミュニケーションのツールとしても重要な食事、そして意外とマナーが多くて学ぶことが多い食事、

そんな食事の場面からも、文化や食習慣の違いをたくさん感じました。

 

先に思うところだけ述べておくなら、

保育園内での食習慣に関しては日本の習慣•やり方の方が好きだとぼくは感じてます。




 

 

1.「いただきます」「ごちそうさま」がない

 

ぼくが働いていた園では食事の際に「いただきます」「ごちそうさま」は言いませんでした。

 

もっと言うと、

食事前に「Let’s eat」や「Let’s dig in」(さあ食べましょう)という言葉はありますが、日本と同じように「食べ物の命をいただきます」という意味での英語自体がありません。

 

オーストラリアではキリスト教徒が多いので、食前に神に祈りを捧げることはあります。

しかし、ぼくが働いていた保育園には様々な宗教を信じる子どもがいたので特定の宗教の習慣を取り入れることはできません。

 

 

 

食事をするにあたって、「いただきます」と「ごちそうさま」には2つの意味があると思います。

それは「食べ物の命に感謝すること」「食事をするにあたっての気持ちの切り替え」の2つです。

 

「命に感謝すること」は宗教や文化ごとにそれぞれのやり方があるので、「いただきます」と言うことが絶対必要だ!とは思いません。「いただきます」だって日本の宗教(仏教か神道、どっちだろう?)の流れを汲んでいるだけで、やり方の一つです。

 

でも、集団生活をする際の「食事をするにあたっての気持ちの切り替え」は世界共通だと思うんです。

「気持ちの切り替え」というのは、保育中でいうと「外遊びで元気に遊んで体力を使ったから、ご飯を食べる時は座って気持ちを落ち着けましょう」といった意味合いです。保育という名の集団生活にはこの「静」「動」というキーワードがすごく大切です。

 

オーストラリアの保育園では、

子どもたちは手洗いを済ませて席に着くと同時に、席に着いた子から、食事を食べ始めます。

そして食べ終わった子から順に席を離れ、遊びに戻ります。その間、日本みたいに「それではみなさん、手を合わせましょう」みたいなあいさつなどは一つもありません

 

手洗いも一度に限られた人数しか行けないので、どうしても時間差が出てきます。

だから食事の最初の方は、「手洗いを待っている子」「手洗いをしている子」「食事をしている子」の3グループができます。

日本だったら、「みんなで手を洗いに行きましょう」「みんなの準備ができるまで待ちましょう」なんですが、オーストラリアでは違いました。

 

食後に関しても、まだ食事をしている子もいれば食べ終わって教室で遊びまわっている子もいます。

先ほども言いましたが、集団生活では「静」と「動」の切り替えが大切だと思うので、その点からいえば食事中は「静」で、腰を下ろして食事や周りの人とのコミュニケーションを楽しむ時間になるのがいいと思います。

 

 

まあ、「食事中は腰を据えてみんな静かに食べるものだ」っていう考え方自体がまず「日本的」なのかもしれませんが。

 

 

ここでも「個」を優先するオーストラリアと「和」を優先する日本との違いが目立っていると思います。

どちらがいいのか、は住んでいる国によって重きを置く場所が違うのでハッキリは分からないですね。

 

 

子どもも大人になって社会に出れば集団生活が始まります。それを見据えて、

•「小さいうちから集団生活に慣れさせておこう」(日本的)

と考えるのか

•「社会に出れば必要なことはその場になれば自然と学んでいくから、小さいうちは自分を主張できるような環境においてあげよう」(オーストラリア的)

と考えるのか。

 

そんなところから日本とオーストラリアでは違いが出ているんだと思います。

 

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2.食べたいだけ食べる。そして、食べ残しが多い

 

これもオーストラリアの保育園で働き始めてびっくりしたところです。

 

子どもが「more!!(おかわり!!)」といえば、先生は何杯でもあげます。それこそ、用意されている分がなくなるまで。

だから子どもによって食べる量が全然違います。

3杯も4杯も食べる子がいれば1杯も食べきれず半分の子もいます。

それでもオーストラリア感覚でいえば、どちらの子も「食べた」のでカウントは1です。

 

 

日本の保育園だと、子どもがあまりにも食べすぎだと思ったら「食べ過ぎは体に良くないよ」「お腹痛くなっちゃうよ」と伝えたりするし、少食の子どもがいたら「もう少し食べたら?」と声をかけたりすると思うんです。(ぼくもそうします。)

 

 

でも、オーストラリアでは「食べ過ぎてお腹が痛くなるのも、自分の身を持って学びなさい」と言わんばかりの保育方針で、食べたい子にはどんどん配ります。

 

 

加えてもう一つ気になっていたのが、「食事を残すこと」

 

これも日本と感覚が違って、「1杯目が食べきれなくて、、」ではなく

2杯3杯とおかわりした子が、まだ残っていようが自分が満足したところで残りを捨てます。

日本だったら「おかわりしたなら最後まで食べ切りなさい」みたいな感覚が強いんじゃないでしょうか?

 

小さい頃に誰しもが言われたであろう「ご飯を残すものじゃありません」という感覚がオーストラリアは薄いなって思います。

 

とにかく「食べたい分だけ食べること」に重きを置いてるんだなって働いていて感じました。

だから毎回、食後の残飯入れは食べ残しがいっぱい。

1粒の米すら残さないことを美徳とする日本とは対極にある習慣です。

 

 

 

3.嫌いなものは食べない(そして食べさせない)

 

さっきの項目の続きみたいなものなんですが、

ぼくの働いていた園では、給食時に子どもが「これ嫌い」「食べたくない」と言った時には徹底的に「じゃあ食べなくてもいいよ」という方針でした。

 

給食のメニューは、日本のように栄養バランスを考えられたおかずがたくさんでご飯と汁物なんてことはなく、パスタとソースだけ、ご飯とスープだけといった感じ。

ちなみに毎週金曜日はフライドフィッシュとマッシュポテト。あれには欧米を感じました(笑)

 

その品目の少ない給食の中で、例えば金曜日に子どもが「マッシュポテトは食べたくない」といえば先生は「そうなのね、じゃあフライドフィッシュを多くあげるわ」という感じ。

 

 

スープに入っている野菜が嫌いだといえば、野菜を抜いたスープをよそってあげたり、

野菜は嫌いだけどミートボールをたくさん食べたいといえばミートボールを多めに入れてあげたり。

 

とにかく子どもに合わせた配膳をしていました。

 

働き始めて最初の頃、そんなことをまだ知らないぼくは、野菜を食べるのを渋っている子に「食べないの?体にいいんだよこれ」と必死に格闘していたら、先輩の先生から「嫌いって言ってるから食べさせなくてもいいわよ。無理に食べさせると嘔吐する子が多いから。」って言われたこともあります。

 

「へー、オーストラリアはこう関わるのか」

日本にいた時は「野菜は体に良いから少しは食べようね」とやっていたぼくにとって新たな経験でした。

 

 

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4.給食が気に入らない子には特別メニュー

 

上の項目の延長線上にあることなんですが、

先生たちは給食で出たご飯が食べたくない子、パスタがイヤな子がいるとキッチンに行ってサンドイッチを作ってあげていました。

あれ?給食の意味は?なんて思ってしまうんですが、これがオーストラリア流なのかもしれません。

 

 

集団生活をしていても「個人」を優先をすることの多いオーストラリアに、「こういう保育の仕方もあるんだ」って新鮮な気持ちになったのも事実ですが、

これを日本でやったら、

「差別じゃん」「なんであの子だけ」「特別扱いはやめてください」なんていう言葉の銃弾がいろんなところから飛んでくるんだろうなぁと思いながら、、、世界の広さを感じました(笑)

 

 

これらのことを通して言えるのは、

オーストラリアの保育園で大切なことは、好き嫌いをしないことではなくて、お腹を満たすことみたいです。

 

保育者側からすると、親御さんからお金を受け取って子どもを預かっているのだから何かは食べさせないといけない。そういう感覚みたい。

それによって子どもたちは言いたい放題言えちゃいます。でもそのことよりも、何かを食べさせることの方が優先事項みたいです。

 

 

 

 

4.糖分摂りすぎ

 

日本でも売っているのかもしれませんが、オーストラリアのスーパーマーケットでは紙パックに入った1リットルのカスタードクリームが売られています。

甘いものが好きなぼくがスプーン1杯分食べて「もういいや」って思うくらい激甘のカスタードです。

 

そんなカスタードが、働いていた保育園のおやつに頻繁に出てました。

バナナブレッドというオーストラリアのカステラみたいなお菓子にかけて食べるんですが、

子どもたちはこのカスタードが大好き。

 

おやつのたびに「I want more!!(もっとちょうだい)」っと言って何回もおかわりしてました。

しかも量が半端じゃない。

というのも先生が子どもたちに配るカスタードの量がハンパない量なんです。スープ用の器になみなみ半分くらい入れるんです(笑)

あれはきっと日本で売られているプリンのカップ1〜1.5杯分くらいの量

 

笑い事じゃないけどあまりの量に驚きを通り越して最初の頃は笑えました。

 

「あー、こりゃ太るわ〜」って感じの量。

子どもによってはそれを2回も3回もおかわりして食べるんです。

 

 

先輩の先生に「こんなに配るんですか?」って聞いたら

「Yeah!!子どもたち全部食べるわよっ!」って。

 

「Yeah!!」じゃなーい!!

そういう問題じゃないと思うんだコレは(笑)

 

 

日本とオーストラリア、同じ島国でも国土面積が20倍も違うとこんなにスケールが変わるのか。

 

異文化は衝撃がいっぱいです。笑

 

 

5.食事のマナーは特に教えない

 

日本では保育園や幼稚園での食事中、マナーや食べ方についても先生が教えることが多いと思います。

「口に食べ物が入ってる時は喋らない方がいいよ」「器は持って食べようね」なんて。

 

オーストラリアでは、他の先生を見ていると食べ方を教えたりするということがあまりなかったです。

 

さっきのカスタードの話で言えば、子どもたちは器を持たずにスプーンに山盛りのカスタードを乗せて運ぼうとするから服の上も口の周りも机の上も服も、、、

想像つきますよね(笑)

しかもこれ、赤ちゃんの部屋の話じゃなく、一番年長の4•5歳児のクラスの話です。

 

 

そんな感じなので食事が終わった後の保育室の床は、結構な量の残飯が散らかっています。

ご飯のこぼれ具合で行ったら、オーストラリアの4•5歳児のクラスと日本の2歳児クラスがいい勝負だと思います。

 

オーストラリアの子育て感からすると、食事のマナーは家庭で学ぶもの、家庭の責任という意識が強く、だから保育園ではそのことについてあまり声をかけません。

 

ここも日本とは違う点だと思います。

オーストラリアでは、保育園はあくまでも「安全に配慮して子どもを預かる場所である」という意識が強いんです。

 

 

 

6.家からパンやお菓子を持ってきて食べてる。

 

ある日のこと、出勤して3歳児クラスに行くとすでにたくさんの子どもが保育室で遊んでいました。

その中でふと机に目をやると、

1人の男の子がイスにちょこんと座って、敷かれたティッシュの上に置いてあるチョコパンを手をベタベタにしながらモグモグと食べているのが目に入りました。

 

「あれ?おやつの時間にはまだ早いしな」なんて思いながら先に出勤していた先生に「あの子のパンどうしたんですか?」って聞いたら、

その先生も気づいてなかったらしく「あれ!?いつの間に!!」って。

 

どうやらカバンに入れて家から持ってきたパンを登園後に自分で取り出してティッシュを敷いてモグモグ食べていたみたい。

あまりにも堂々と食べてるから、全然気づかなかった。笑

 

その子に「家から持ってきたもの勝手に食べちゃダメだよ〜」と声をかけると、「え?なんで?」といった表情を浮かべてものすごく不満そうでした(笑)

 

他にもグミみたいなお菓子を持ってきたり、紙パックのジュースを持ってきたりしてる子もいて、遊びの途中に自分で取り出して食べてる姿をよく見かけました。

 

一応、園側としては「そういうことはやめてください」と声はかけているんですが、親御さんは「それくらい別にいいじゃない」という考え方の人が多かったり「子どもが持っていきたいと言ったから持たせました」という親御さんもいたりで、なかなか減らないみたいです。

 

 

 

さいごに

 

今回はオーストラリアの保育園で働いてみて感じた食事や給食についての日本の保育との違いについて書いてみました。

 

ざっと見ると「オーストラリアの保育大丈夫か?」と思ってしまうような記事になってしまいましたが、ぼくが働いていたシドニーの園では実際にこうでした。

ただ、他の園で働いていた友だちなどに話を聞くと、だいたい給食•昼食の時ってこういう感じみたいです。

 

食事以外の面では「オーストラリアの保育はこういうところが良いなって思う」所もあるので、そのことについてはまた別の記事で書きたいと思います。

 

 

シドニーの保育園で働いてみて、

食事について

•親は、どんな形であれ、おやつとランチを食べさせてもらってるから満足なのかな?

 

•先生は、業務としての最低限の責任を果たしているから大丈夫なのかな?

 

•子どもは、食べたくないものは食べなくてよくて、食べたい分だけたくさん食べれるから幸せなのかな?

 

そんな思いを胸に抱かせる保育の仕方がそこにはありました。

 




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