【ライフエスカレーター】逆走して上を目指す!!

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約3年前、ぼくは英語も喋れないのにオーストラリアへ渡った。ついさっき、オーストラリアで生活を始めて約2ヶ月経ったある日のメモを久しぶりに読んだ。

こんなことが書いてあった。

2014年6月19日

エスカレーターを逆走してる感じ。
ちょっとスピード出して辛い思いすれば上の階に行けるのに、現状維持バイアス全開で同じ階を歩き続けてる。

 

ぼくは数年前から、気がついたことや思ったことをすぐスマホのメモアプリに残す習慣がある。だから、オーストラリアで生活していた頃のことも、記録が残ってる。たまに見返すと、あの時はそんなことを考えていたんだなぁなんて思い返せるから結構面白い。

それでこのエスカレーターの話だけど。きっとショッピングモールかどこかで、エスカレーターを全力で逆走してる子どもでも見かけたんだろうな。

このメモから予想するに、あの時のぼくが感じたのは、「人生をエスカレーターに例えてみると」、ってことだと思う。

 

くだりエスカレーターしかないショッピングモール

例えば5階建のショッピングモール(デパートとかイオンモールとか)があったとして、普通お客さんは1階から入ると思う。
でも、今回のそのショッピングモールはちょっと変わっていて、くだりのエスカレーターしかついてない。もちろんエレベーターはない。

だからお客さんは上の階に行こうと思ったらエスカレーターを逆走しなきゃいけないってわけ。
1階に目的の場所があれば特に問題はないけど、3階や4階に目的がある時は大変だよね。

 

エスカレーターを逆走するのって体力使うし、転んだら痛いし。

だからお客さんの中には本当は4階に行きたいのに、2階であきらめてしまう人もいる。
その階にとどまっていれば辛い思いはしなくて済むから当然居心地がいいはず。
そうやって、のほほんと2階で買い物してる人たちの横で、必死にエスカレーターを登るのって周りから冷めた目で見られそうで恥ずかしかったりもします。

そして2階より上に登ることをあきらめた人の一部は、必死にエスカレーターを逆走している人たちに向かって次第にこんな風に言うようになります。

「あいつあんなに頑張っちゃってだっせーな」

「どうせ上に上がったってココとそんなに変わらないでしょ?」「だったらココでいいじゃん」て。

 

どの階にもそんな人たちが一定数いるんだと思います。
そして上の階を目指していた人たちも、うまくいかないことが続くと次第に

「確かにそうだよな

「逆走して転んでケガするより、この階でできる買い物すればいっか」

って上の階に登ることをあきらめてしまったりする。
周りから何を言われようが、どう見られようが、自分の目的のお店が上にあるのなら何が何でも絶対登り切らなきゃいけないのに。

 

現状維持バイアス

ぼくがメモに残していた現状維持バイアスという言葉は心理学の用語です。
簡単にいうと、人は「いつも通り」「今まで通り」が好きってことです。

人間は慣れていることに安心感を覚えるんだそう。

コンビニに行ったらいつもコーヒーとパンを買う人、いつもお茶とオニギリを買う人がいたら、その人はそのいつも通りに安心しているということです。
コンビニに行ったら毎回新商品を買うと言う人は、その「いつも新発売の商品を買う」ことに安心感を覚えているってこと。クセみたいなものですね。

これは良いとか悪いとかじゃなくて、
人間は「いつも通りを選ぶ癖がある、だってその方が楽チンだから」ってただそれだけのことです。

あの時のぼくの状況で言えば、英語が全く喋れないのにオーストラリアで生活していて、目的(英語の上達)のためにはエスカレーターを逆走しなければいけなかった。でも実際は、周りにいる日本人たちと日本語で会話することが多かった。だってその方が楽だったから。現状維持バイアスがガンガンに働いていました。

 

2.5階を勝手に作る

そんなぼくを変えてくれたのはシドニーで通っていた語学学校のイギリス人教師でした。彼は、英語がなかなか上達しないと嘆くぼくにこう言いました。

 

先生
お前はいきなりネイティヴスピーカーになれると思ってるだろ?俺は、40年近く英語を喋ってるんだぜ?まだ2ヶ月しか勉強してないお前と同じ舞台立ってるわけないんだから、まずは自分が達成できる小さい目標を決めなよ。

 

頭では分かっていたつもりだけど、その時ハッと気がつきました。

 

エスカレーターの話で言えば、ぼくは2階から5階までの直通エスカレーターを一気に登り切ろうとしていたんです。そりゃ、技術も体力ないから途中で転ぶし痛いしケガするし。そんな無謀なことを自分から繰り返したあげく「やっぱり自分はダメなんだ」って自虐する。そんな毎日でした。

 

先生に言われてぼくはすぐに方向転換しました。
恥ずかしながらその時のぼくには2階から3階まで登る実力もなかったので、勝手に2.5階を作ったんです。ショッピングモールにはそんな場所はないですが、人生はそのへん自由です。

ここなら頑張れるって小さい目標を立ててそこを目指しました。それを繰り返して行った結果、ぼくは英語での日常会話は問題なくなり、最終的にはオーストラリアの保育士の資格をとり、現地の保育園で働くまでになれました。

いきなりそこを目指して走り切ろうとしていたら絶対にどこかで挫折していました。居心地の良い場所から、上の階に行こうと頑張って逆走している人たちをみて「必死に頑張っちゃってだっせー」とか言う側になっていたかもしれません。

 

大切だと思うこと

ここで学んだのは、
大きな目的を決めたら、そこに行き着くための小さな目標を設定して達成すること。

これが大切なんだと思います。

そして、人生には降りのエスカレーターしかなくて、下の階に降りるのは簡単、同じ階に留まるのも気楽で安心、上に登る時は逆走しなければいけないから辛いし危険。これを頭の片隅に置いておくと、何かに挑戦していてくじけそうになった時にもう一度頑張ろうと思えるんじゃないでしょうか。

 

ぼくが尊敬する実業家の斉藤一人(ひとり)さんも著書の中でこうおっしゃっていました。

人生は上に行くか、横に行くか、下にさがるか。この三つしか道がないんです。
要するに現状にずっととどまったままか、上に上がっていくか、今よりももっと下に落ちるか。
成功する人は上に上がっていきます。成功したければ、上にあがる道を選ばなくちゃいけない。

さらに続けて、

自分が今、上、横、下、どっちの方向に進んでいるのか、簡単にわかる方法があります。

それは自分の気持ちの状態です。
上に進んでいれば、ワクワクして楽しくなる。
横に進んでいると退屈する。
下に落ちるとみじめになる。

今自分がやっていることが、上に進む道なのか、横に進む道なのか、下に落ちる道なのかを知りたければ、自分の胸に手をあてて、今の気持ちを聞いてみればいい。

わかりやすい、、、さすがひとりさんです。

というわけで、これからもワクワクし続ける毎日を送っていきたいです。

絶対その方が楽しいですもん。

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