【ハグとキスとアイラブユー】〜ぼくがオーストラリアの保育園で学んだこと〜

アイキャッチ画像 オーストラリアの保育園で学んだこと

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はじめに


 

数年前まで日本の保育園で働いていたぼくですが、

「海外の保育園ってどんな感じなんだろう?」「海外ってどんな保育してるんだろう?」という思いから、

2014年の4月からワーキングホリデービザを使ってオーストラリアへ行き、英語を勉強してオーストラリアの保育士資格を取り、

約5ヶ月間、現地の保育園で働いてみました

 

 

その約5ヶ月の間に、現地の保育園で様々な経験をすることができたので、

その中で学んだこと、気がついたこと、日本の子育て•保育との違いなどをまとめていこうと思います

 

ちなみに、現在はワーホリのビザがもう切れてしまったので、

今は日本で暮らしながらこの記事を書いています。

 

 

海外(オーストラリア)の保育•子育てを間近で見てみたら日本との違いがたくさんありました。子育てを考えるための参考になると思うので、多くの人に知ってほしいと思っています。

 

日本の保育園•幼稚園で働いている方、

子どもと関わる仕事をしている方、

日本で育児•子育てをしている方、

海外の保育園に興味がある方にぜひとも読んでもらいたいです。

 

 

 

※注※ 

記事中では、ぼくがオーストラリアで働いていた園の名前をP園と記載しています。

オーストラリア 保育園

 

 

ハグとキスとアイラブユー


第1回目、今回の話題は「ハグとキスとアイラブユー」です。

 

ハグは抱きしめる、もしくは抱きしめ合うこと。

キスはキス。ほっぺにすることもあれば、唇にすることもあるあのキスのこと。

アイラブユーは声に出して伝えること。「I love you」、「愛してるよ」です。

 

さて、なぜこの3つを挙げたかというと、

P園で働いている中で多くの経験をしましたが、

中でもこの3つが、日本の保育園では見られない光景だったし、

加えて、「ぜひ日本でもやると良いなこれは」と思ったからです。

 

 

P園で働く中で「日本の保育の方が良いな」とか「日本の考え方の方が子どものためになるな」と思うこともたくさんありましたが、

この「ハグ」「キス」「アイラブユー」に関しては「すごく良いなこの習慣!!自分に子どもができたら絶対真似する!!」って思えたことなんです。。

 

 

 

日本の保育園で見る光景


日本の保育園では、

朝の登園時、保護者と登園してきた子どもは

先生とあいさつをしてから

保護者に「いってきまーす」と言ってそのままお互いに「バイバーイ」と手を振って別れ、

子どもは自分の身支度をしたり友だちのところへ行くことがほとんどです。

 

登園時に保護者と手をつないで来る子も多いですが、

登園時に見られる保護者とのスキンシップといえば

別れ際に保護者が子どもの頭を撫でたりハイタッチをするくらいが一般的かなと思います。

 

2歳以下の場合だと抱っこされてくることも多いので、それもスキンシップのうちに入ると思います。

 

たまに、別れ際になってもお母さんと離れたくなくて木に掴まるコアラ状態になってる子どももいますね。笑

 

 

正直なところP園で働くまで、

日本でのそういった登園時の様子に違和感を持ったことはありませんでした。

 

なにせ自分が保育園児の頃もそうだった記憶があるし、

実習で行った園でも卒論の研究で行った園でも、その光景が当たり前だったからです。

シドニー オーストラリア

 

 

P園で見た光景


ぼくが働いていたオーストラリアの保育園では、

登園時の様子は日本のそれとは全く違うものでした。

 

 

朝、子どもが保護者と一緒に登園してきます。

ここでまず日本と違うのが、オーストラリアでは父親が送ってくることがものすごく多いこと。

 

 

爽やかな茶色の短髪をジェルでビシッとスタイリングして、スーツをバチっと着込んだまるでトム•クルーズのようなダンディーなパパがブロンドヘアの小さい女の子を抱えながら「Hi,Good morning,guys」って颯爽と現れるわけですよ。

 

「これがオーストラリアか、、、」って最初の頃はあ然としてました。

父親の育児参加が当たり前なんだなってすごく感じましたね

 

 

もう一つ日本と違ったのが、

リュックやカバンなど子どもの荷物を、子どもが持ってこないで保護者が持ってくること。

 

5歳や6歳の子どもでも自分でリュックを持って来る子はまれで、保護者が手に持っていて子どものロッカーに入れてました。

 

日本だったら4歳や5歳にもなれば「自分の通園バックは自分で持とうね」となるところですが、

オーストラリアはそうじゃないんだって。

でも、子どもが自分で持って来てる場合もちらほらあったので、親の方針や子どもの意欲によるのかなとも思います。

 

 

はい、少し話がずれました。

 

 

P園の登園時

 

子どもが登園してきて先生と挨拶したあと、

 

友だちの所へ遊びに行こうとする子どもを呼び止めて、保護者は子どもにハグをします。

 

子どもも当たり前のように保護者に駆け寄り、ギュッと抱擁をかわします。

 

ぼくの主観ですが、登園時や降園時のハグ率は95%以上でしたね。

ほぼみんな別れ際にはハグをしてました。

 

 

そして、ハグが終わると子どもにキスをし(ホッペにする親と、口にする親がいます)、

別れ際に「I love you,◯◯」「Have a good day〜」と子どもの名前を呼んで去っていきます。

 

 

これが登園時の流れでした。

 

 

もうね、この「ほっぺにキス」から「I love you,◯◯」「Have a good day〜」の流れがナチュラル過ぎてナチュラル過ぎて、、、

最初の頃は毎回毎回、心の中で「欧米か」ってつぶやいてました(笑)その国にいるんだから当たり前なんだけど。

シドニー セントラル

 

 

親子の信頼関係を築くのにすごく良い!!


このハグとキスとアイラブユー、

P園で毎日見ていて、「すごく良いな」って毎日思ってました。

 

子どもって、スキンシップを通して信頼関係を築いていくので

幼い頃にどれだけ人(特に親)とスキンシップを取ったかがのちの対人関係の築き方にすごく影響を与えると言われています。

 

 

お父さん、お母さん、おじいちゃんおばあちゃんからハグをすると、

その触れ合いを通して子どもたちに、

「私はいつもあなたの味方だよ」

「どんな時も見守っているからね」

「あなたの居場所はここにあるから」

ってことを伝えることができる気がするんです。

 

 

大人だって、

大好きな彼氏や彼女、妻や夫に抱きしめられたら癒されるし安心するじゃないですか。

それと一緒で、肌と肌の触れ合いって「安心感」とか「信頼関係」を築いていくんだと思います。

 

 

だから、日常的にハグをし、キスをすることは子どもの心の発達にすごく良いなと思うんです。

 

 

オーストラリアでは保育園の登降園時だけではなく、

家でも、朝起きた時や寝る前など、様々な場面で行っているので

それだけスキンシップが多いことになります。

そしてそれが、

親との強い絆や信頼関係につながるんだと思います。

シドニー 子ども

 

ハグやキスは恥ずかしいこと?


日本では、基本的にハグしたりキスしたりっていう文化がないから

「子どもに対しても恥ずかしくてなかなかできないんです。」

「家の中でならまだしも、保育園の送り迎えでやったら先生や他のお母さん方になんて思われるか」

「あのお母さん相当過保護ね、なんて思われたりしないでしょうか」

って思っちゃいますよね〜。

 

「和をもって貴しとなす」の国ですもんね〜。

 

だから、みんなでやるようになればいいんですよねコレを。

そしたら「浮いてる」とか「変な目で見られるんじゃないか」なんて考えなくて良いわけですし。

 

みんなが「良いこと」だと思うなら文化にしちゃえばいいです。

 

お金もかからないし、周りに迷惑もかけないし、時間もほんの数秒だけ、それで親子の絆が深まって、子どもが安心できる。

 

「ハグ」と「キス」と「アイラブユー」にはそんな素晴らしい力があるなって、

P園で働きながら日々感じていました。

 

 

特に「アイラブユー」については、日本語で「愛してるよ」ってなかなか口に出さないですよね。

もちろん、心では我が子のことを「愛してる」と思っているはず。

でも、口に出す習慣がないから恥ずかしくなっちゃう。

 

 

「習慣」って「慣れ」のことだから、繰り返していたらそのうち恥ずかしさなんてなくなります。

朝起きて「おはよう」となんの恥ずかしさもなく言えるように、

「愛してるよ」っていうのも繰り返しの中で恥ずかしさなんてどっかにいってしまうはずです。

 

 

最初は「好きだよ」だけでも良いと思います。

「好きだよ」も「愛してるよ」も特別な時だけに言えば良いっていう考え方もありますが、

言われて嬉しい言葉なら日頃からマメに言ったら良いんじゃないかなって思います。

 

 

さいごに


というわけで、〜オーストラリアの保育園で学んだこと〜、今回は「ハグとキスとアイラブユー」でした。

 

子どもがいる方はどんどん「ハグとキスとアイラブユー」をやってあげてください。

子どもと関わる仕事をしている方は、キスは厳しいかもしれませんが、ハグをして「◯◯くんのこと好きだよ」って伝えてあげてください。

 

近い将来、子どもを持つ予定の方は、生まれた時から是非やってあげてください。

 

そして、子どもだけでなく、

親、兄弟、恋人、友だちなど、自分の周りの人にもどんどんやってあげてください。

 

 

日本の保育園では見なくてオーストラリアの保育園では当たり前の光景、

「ハグとキスとアイラブユー」でした。

 

保育ひろば

 

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