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アンパンマンの正義

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アンパンマンの人気ぶりと言ったら、尋常じゃないですよね。

今27歳のぼくがまだ5歳やそこらの子どもの頃、アンパンマンは大人気でした。

調べてみたら、1988年、つまりぼくが生まれる1年前からテレビ放送がスタートしたみたいです。

約30年間もずっと子どもたちから人気のまま。

今の子どもたちも、アンパンチは知っているし、ジャムおじさんやカレーパンマン、メロンパンナちゃんだって大人気。悪役のバイキンマンやドキンちゃんですら人気があるってどういうことでしょうか。

そういえば最近、知り合いの子どもから「だだんだん」を教えてもらいました。「これバイキンマンのロボットだよね〜?」ってぼくが言ったら、「だだんだん!」「だだんだん!」と力強く教えてくれました。笑

バイキンマン側のキャラクター?ロボット?なんだそうですが、名前があるなんて全然知らなかった(笑)

 

そんなアンパンマン、作者は言わずと知れたやなせたかしさんですね。

2013年に94歳でお亡くなりになりましたが、やなせさんの生み出したキャラクターたちは今日も日本の子どもたちを明るく育てています。

 

やなせさんの著書『なんのために生まれてきたの?』にやなせさんがアンパンマンに込めた思いが書かれています。

何のために生まれてきたの? (100年インタビュー)

 

困っている人、飢えている人に食べ物を差し出す行為は、立場や国に関係なく、「正しいこと」。これは絶対的な”正義”なんです。

 

正義について考えるきっかけとなったのは、自身の戦争体験のようで、

影響してますね、つまりですね、戦争というのは、絶対にやっちゃいけないということなんです。勝っても、負けても。とにかく殺人をしなくちゃいけない。殺す相手というのは、憎くもなんともないんですよ。家へ帰れば良いお父さんであったりするわけでしょう。

どんな理由があっても、戦争はやってはいけない。

 

そして、

正義っていうのは、立場が逆転するんですよ。僕らが兵隊になって向こうに送られた時、これは正義の戦いで、中国の民衆を救わなくちゃいけないと言われたんです。ところが戦争が終わってみれば、こっちが非常に悪い奴で、侵略をしていったということになるわけでしょう。
 それで向こうは全部いいかというと、そんなことはない。悪いこともやっている。要するに、戦争には真の正義というものはないんです。しかも逆転する。

 

それならば逆転しない正義っていうのは、一体何か?ひもじい人を助けることなんですよ。そこに飢えている人がいれば、その人に一切れのパンをあげるということはA国へ行こうがB国へ行こうが、正しい行い。だから、ごく単純に言えば、その上を助けるのがヒーローだと思って、それがアンパンマンのもとになったんですね。

 

僕は兵隊として向こうへ行き、一晩中眠れなかったり、泥の中を転げ回ったりと、いろいろな酷い目にあったんですが、それらは横になって寝ていれば、なんとか回復してくるんですよ。ところが、空腹というのだけはダメなんですね。我慢できない。年を取ってくると、まああそこまでではないけれど、若い時の空腹というのは、ぜんぜん我慢ができないんです。飢えるってことが一番つらいことなんだと、その時、身にしみて体験しました。

 

やなせさんは、自分が経験した「飢えること」の辛さから、アンパンマンを生み出したんですね。

さらに、「正義を実行すること」についてはこのようにおっしゃっています。

 

いろいろなヒーローがいる中で、アンパンマンは一番弱いね。ちょっと雨に濡れれば弱る。ちょっと泥がついても弱る。顔が曲がっても弱る。だから「助けて!」と叫んで、ジャムおじさんに顔を作り直してもらわないと戦えないヒーローなんですよ。
 しかし、いざという時には戦う。アンパンチでバイキンマンをやっつけるんですが、これは暴力ではないかという人がいるんですね
そうじゃない。
つまり、食品とばい菌でしょう。我々は風邪をひいたりお腹が痛くなったりしますね。その時、ばい菌をやっつけませんか?薬を飲んだり、注射を打ったりして。インフルエンザだったらワクチンを打って、ばい菌を迎え撃つわけです。

 

そしてアンパンマンは、絶対に武器を持ちません。何とか光線とか、そういうのも出しません。必ず素手で戦う。逆に、バイキンマンはいろんなものを持ちます。これは今言ったように、ばい菌というのは、やられると次の新しい方が出てくるんです、絶えずね。
 要するに、我々はその戦いの中で健康を維持しているという原則をこの話の中に入れてあるんですよ。

 

「飢え」から出発しているだけあって、体の健康についての大切さがアンパンマンの話の中に含まれています。

アンパンマン大図鑑―公式キャラクターブック

我々、みな大多数は弱いんですよ。強くなんかない。しかし、子どもが川で溺れているというような時は、飛び込んでしまうんです。

正義を行う人は、自分が傷つくことを覚悟しなくちゃいけない。

誰でも、どんな弱い人でも、ある場面に遭遇すると強い力を発揮し、正義の味方になってしまうことがあるんですよ。そして、その正義の味方というのは、今言ったように傷つきやすい。

 

「正義を行う人は、自分が傷つくことを覚悟しなくちゃいけない」ってなんだかかっこいいです。

自分は弱いと知りながら、それでも誰かのために夢中で行動していく。そんな意味が込められているから、子どもたちの心にも響くんでしょうね。

 

さいごに、ぼくが1番好きなやなせさんの言葉を紹介させてください。

「なんのために生まれて 何をして生きるのか」長い間、僕はずいぶん悩んできたけど、やはり子どもたちのためにお話を書いたり、絵本を描いたりするのが自分の天職だなぁと思うようになりました。
 だから、引退もできないんです。自分だけがのんびり寝ているわけにはいかないと思うから。やっぱり死ぬまで描き続けていくことになるんでしょうね。

100年後の世界では、漫画的精神で、みんなが仲良く、そして面白く、楽しく暮らせる世界になってほしい。希望を込めて、そう考えています。

 

かっこいい。

ぼくもこんなおじいちゃんになりたい。

90歳越えてるのにさらに100年後のこと願って行動し続けるってカッコよすぎます。

 

子どもたちにアンパンマンが大人気で、アンパンマングッズが売れるのも納得です。

 

 

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