子育て中の方に読んで欲しい、子どもの育ちに関わる3冊の本

アイキャッチ画像 ヒガンテ保育士

スポンサードリンク

Pocket

はじめに

 

今回紹介する本は、現代の子どもの発達について危機感を感じる内容の3冊です。

 

お父さんやお母さんも、子育てを始める時はゼロからのスタート。

 

子どもの育て方って何が正解なの?

ちまたで言われてることって本当にあってるの?

うちの子、立派に育ってくれるかな?なんて

 

そんな疑問や不安は常に胸のうちにあるかと思います。

 

溢れる情報に囲まれて身動きが取れなくなってしまったり、逆に1つの情報にこだわりすぎて偏った方向に進んでしまったりもあるでしょう、、、。




 

今回ぼくが紹介する本を読んでさらに情報が増えて混乱してしまう可能性もなきにしもあらずなんですが、

保育士のぼくが「この本はためになる!」と感じた内容の本を厳選したので、子育て中のお母さんお父さん(特に子どもさんが6歳以下の場合)には必ずや新しい発見をもたらしてくれることと思います。

 

また、紹介するのは「まだ子育ての予定はないけれど」という独身の人、新婚の方たちにもぜひ読んでおいて欲しい本ばかりです。今から準備をしておけば、いざ子育ての時期になった時に「こうしたほうがいいかもしれない」「これはやめたほうがいいかもしれない」と選択肢が増えるはず。

 

自分たちの愛する子どものために、現代の子どもが置かれている状況をいつもとは違った視点から眺めてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

その1


子どものからだが危ない!―今日からできるからだづくり

最初に紹介するのは、中村和彦さんの『子どものからだが危ない!』です。

 

この本は子どもの「体力の低下」から話が始まり、子どもを襲う「ケガ」「生活習慣病」「肥満」などに焦点を当てて実態とその危険を見ていきます。「疲れた」が口癖の子ども、動くのをめんどくさがる子ども、スポーツのやりすぎなどのからだの使い過ぎによって起こる問題についても書かれています。

 

そして話は、「なぜそんなことが起こっているのか?」という原因を考える方向へ進みます。

そこでは子どもの体力の低下を「からだの危機」として、「遊び場所•遊ぶ内容の変化」「食生活の変化」「夜更かしやメディア漬け」の大きく3つの項目に分け、細かく問題点だと思われるところを取り上げています。

 

読んでみると納得できると思いますが、書かれている内容は今現在、子どもの回りに当たり前に存在していることばかりです。そして驚きは、今現在子育てをしてる世代ですら当たり前だと思っていることばかりが書かれています。

 

この本の初版は2004年に出ています。今は2016年。12年前に書かれた内容が今現在にも当てはまるってすごいことだと思います。ということはむしろ、この本が書かれた当時よりも「子どもを取り巻く環境」は悪化しているんじゃないか。

 

印象的なのは、大人たちが求め続けてきた現代の「便利さ」や「快適さ」が子どもたちを取り巻く今の環境を作り上げてしまっているのではないかと言っていること。

本書には、

豊かで快適な生活の代償

という見出しもあります。

 

そしてこの本の良いところは、「ここが問題だ」という問題的だけで終わっていないところです。

最後の章に、「今何をすれば子どもたちが元気になれるのか」という視点から『元気になる10ヵ条』として、10項目の提案があります。

そのどれもが大切なことだと思いますが、現代に生きるぼくたちには中々すぐには取り組めない内容もあります。

しかし、その中の1つでも2つでも意識して取り入れていくことで生活が変わっていくんじゃないかと思います。

 

この10か条についても、12年も前に書かれた内容であるにもかかわらず、現代に通用するものばかりです。

つまり、改善した方が良い根本、根っこの部分は10年前も今も同じってことですねきっと。

 

 

 

 

 

その2


新版 幼稚園では遅すぎる 真の幼児教育とは何か

この本は、SONYの創業者である井深大さんが書いた本です。

なぜ、電化製品を取り扱うSONYの創業者が幼児教育の本を?

何も知らなかったぼくも、初めは疑問に思いました。

 

ただ、本を読みすすめるうちに、「幼児教育に対してなかなか面白い考え方を持っているなぁ」と思うようになりました。タイトルにある通り、筆者は幼児教育は幼稚園からでは遅いと考えているようです。

つまり、3歳以下の子どもにどのような環境を与え、教育していくかによってその子の一生が大きく変わる。という考えを持っています。

 

読んでいて「ちょっと偏りすぎじゃないか」と思うこともしばしばありますが、それよりも納得できる内容の方がはるかに多く、乳児保育(0〜2歳児)の重要さを改めて考えさせられる1冊です。

 

井深大さんなりの「絶対音感の身につけ方」「英語やフランス語などの他言語の習得方法」についても触れられています。

 

この本を1番読んで欲しいのは、お腹に子どもがいる妊婦さんや、2歳以下のお子さんを育てている方、将来子どもが欲しいと考えている人たちです。

 

3歳以上のお子さんを育てている方も読んでもらうと新たな発見があると思うんですが、なにぶん3歳以下の子どもについての内容が多いので、「うちの子たち、その年代はもう終わっちゃったじゃないの!」なんて思いがフツフツと湧いてきちゃう可能性があるので、その点にはお気をつけください。(大きなお世話ですかね苦笑)

 

 

 

 

その3


子どものケガをとことんからだで考える

 

この本は埼玉大学准教授(当時)の野井真吾さんが書いた本です。

教育現場の先生や子育て中の大人たちが感じる、「どこかおかしい」「ちょっと気になる」という”実感”をもとに、子どもの”からだ”の面から様々な調査や研究を進めている方だそう。

 

ぼくは大学生の時にこのタイトルに似た内容の卒業論文に取り組んでいたので、この本と出会うことになりました。

「自律神経」や「前頭葉」みたいな言葉も出てきますが、読みにくくはない本です。

自分の子どものためと思えば、何の苦もなく読めちゃう本だと思います。むしろ、「ここをもっと詳しく知りたい!」なんてことになっちゃうかも(笑)

 

”自分で締めたドアで自分の腕や足を何度も挟む”などの信じられないような子どものケガをいくつか例としてあげて、それを脳の働きとともに探っていき、いくつかの要因を示しています。

そして、「こうしたらいいんじゃないか」という解決策も同時に書いてあるので、僕自身、保育をする上でとても参考になっています。

 

 

なぜ、朝子どもが起きられないのか?

 

なぜ、良い子(と呼ばれる子)が増えたのか?

 

なぜ、男の子は「幼い」「落ち着きがない」のか?

 

そんな疑問の答えが、実験結果を踏まえた数字とともに書かれています。

 

 

この本は、子育て中の親御さんはもちろん、保育園や幼稚園で働く先生たちにも読んでいただきたい1冊です。

普段からたくさんの子どもと関わっている先生なら、「あ〜、だからかぁ!」と納得できることがたくさんあると思います。

この本から得た知識に感動したら、ぜひクラスの親御さんにも伝えてあげてください。

 

 




Pocket

スポンサードリンク

アイキャッチ画像 ヒガンテ保育士

1 個のコメント

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です