保育士のぼくが考える「怒る」と「叱る」の違い

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「おこる」と「しかる」の違いとは?

 

意外と違いがあいまいで混同されている時もある「叱る」と「怒る」ことについてぼくなりの解釈を書きたいと思います。

「怒る」と「叱る」にはさまざま考え方や解釈があると思いますが、

 

ぼくは、

 

「怒る」は【理由が自分の都合中心

「叱る」は【理由が他人の成長中心

 

という分け方をして意識しています。

 

ただ、この基準、すごく際どいところがあって、

保育ひろば

 

たとえば

 

お母さんと子どもが電車に乗っていて、
乗っていることに飽きてきた子どもが食べ物が欲しい・ゲームがやりたいと駄々をこねはじめたとします。

お母さんが「今は持ってないからもう少しがまんしなさい」と伝えていたら、
ついに子どもは大声で泣き始める。

そしてお母さんが、

「いいかげんにしなさい!」
「電車は静かにする場所なの!」
「まわりの人に迷惑になるでしょ!」

なんて強めの口調で言ったとします。

 

公共の場所で似たような場面に遭遇したことがあるのではないでしょうか。

 

 

さて、この状況、

これってお母さんは「怒った」のでしょうか?

それとも「叱った」のでしょうか?

 

 

おそらくどちらでも解釈できますよね。

 

この状況をぼくの分け方で考えると、

 

もし、「電車はみんなが使う場所だからなるべく迷惑がかからないように静かにする」ことを伝える理由で言ったのなら、

子ども(他人)の成長を中心に考えているので「叱った」になるし、

 

もし「しつけがなってないなって周りの人に思われるのがイヤだから」とか「子どもがうるさくて不愉快だったから静かにさせようと思ったから」という理由なら、

自分の都合を中心に考えているので「怒った」になります。

 

 

そしてたぶん、

 

一般的な人がこの状況を自分に置き換えたら、

このお母さんはどちらか1つの理由だけで言ったんじゃなくて、
「公共の場所だから静かにする」(他人中心=叱る)
「周りにしつけがなってないと思われるから」(自分中心=怒る)
の両方の理由があったのだろうとイメージすると思います。

 

こんな感じでみると、
じゃあ「怒る」と「叱る」って分けられないじゃん!って思われるかもしれません。

 

実際ぼくもそう思います。、

 

ただ条件があって、

「客観的に見た場合は」というのが前につきます。

ぼくの基準だと、

 

誰かがその状況(先ほどのお母さんと子どもの状況など)をみて、
「あの人は今怒ってるんだ」
「あの人は今叱ってるんだ」

なんてわからないのです。

 

でも、

本人はわかります

 

 

「今、相手のことより自分のプライドや体裁や立場を考えて言ってしまったな」と思えば、

それは「怒った」だし、

「今のは◯◯が今後生きていく上で直した方がいいことだから」と思えば、

それは「叱った」になるわけです。

つまり、
ぼくのなかでは「怒る」と「叱る」というのはすごく主観的な価値観なんです。

で、これになんの意味があるの?ってことなんですが、

ぼくは、保育園で子どもと関わるとき、そしてもちろん日常生活でも

「怒らない」ように気をつけています。

だって、ぼくの考え方からいくと、ぼくに怒られる側(子ども)ってすごく理不尽な気持ちだと思うんです。他人の勝手な都合でいろいろ言われるんですから。

 

相手からしたらなんのこっちゃですよね。

 

自分の都合で相手に不愉快な思いをさせるってどうなのってことです。

 

だから、ぼくにとって「怒る」は「するべきでないもの」であって、
もっと言えば、「怒る」=「カッコわるい」の部類なんです。

 

だから、保育園で子どもたちと関わるときは常にそれを意識していました。

 

子どもが何かをして、注意をしたくなったり怒りたくなったらその瞬間に考えます。

「今から言おう(やろう)としてることは自分のためか?それともその子のためか?」って。

 

これで出された答えが「子どもの成長のため」であれば即叱ります。

「自分のため」だと思ったら、その気持ちを抑えるか伝え方を変えます。

 

これが、ぼくなりの「叱る」と「怒る」の違いです。

 

 

まとめ

 

ここまで読んでいただいたように、

ぼくにとって、

【怒る】とは理由が自分の都合中心で、相手が理不尽に不愉快に思う言動をすること。

【叱る】とは理由が他人の成長中心で、相手が不愉快な思いをするかもしれないが成長のためには必要だと思う言動をすること。

であり、

その判断基準として

注意をしたくなったり怒りたくなったらその瞬間に

「今から言おう(やろう)としてることは自分のためか?それともその人(子ども)のためか?」

と考えるようにしています。

 

そして、怒らないように意識して生活するようにもしています。

ただ、
本文でも「怒る」のは「すべきでないもの」で「カッコわるい」ものなんて生意気に書いてますが、ぼくもそこそこ怒ります。

「怒り」の感情を持つこともたくさんあるし、それを口に出してしまったり態度に出てしまうこともあります。

「怒らない」というのを意識はしているけどなかなか難しいものです。

そしてまた、

いざ子どものために叱らなければとなった時には、

「叱り方」も必要になります。

そこで次は、
・叱り方
・自分の都合で怒ってしまった時の気持ちの消化方法

についてのぼくの考えを書きたいと思います。

 

保育ひろば

 

と、ここまで書いて次の記事を書き忘れたまま、1年の歳月が経ってしまいました。

そんな忘れがちなぼくがこの1年の間に経験し、学んだ末に新たな考え方を持つようになったので、コチラの記事を書きました。

ぜひのぞいて見てください。

↓↓↓↓↓

保育士のぼくが考える「怒る」と「叱る」の違いパート2!!!

 

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