オーストラリア本土の南側に浮かぶ島、
タスマニア島の観光地について
ぼくが実際に行った場所を紹介したいと思います。
世界の国々でも特に水と空気が澄んでいると言われているタスマニア。
実際に5ヶ月ほど住んだこともありますが、
たしかに朝焼け、夕焼け、星空は抜群に綺麗でした。

シドニーから飛行機で約1時間半と、それほど遠い場所ではありません。
チャンスがあれば、ぜひ一度訪れてみてください。
タスマニア観光で行き先に悩んだら:
今回は【クレイドルマウンテン】 です。
クレイドルマウンテンという名前を聞いたことがあるでしょうか?
「タスマニアにあるクレイドルマウンテン」といえば、
「日本にある富士山」と同じ意です。
わかりやすい例えが思いついて良かったです。感謝。
オーストラリアのタスマニアに興味を持って
観光ガイドやホームページを見ると必ずと言っていいほど載っているタスマニアの象徴?ともいうべき観光地、
それがクレイドルマウンテン。

クレイドルマウンテンはタスマニア本島の中央やや北部よりにあるのですが、
タスマニアの州都であるホバートからも日帰りで行ける距離ということで、
ツアーが多く企画されています。
ぼくがわざわざ取り上げる必要もないくらい有名な観光地です。
山があったら登りたい
ではなぜ今回このようにクレイドルマウンテンを取り上げているか。
その1つが、
たまにある「がっかり観光地」ではなく、
日本ではみることのできない山の形をしていることや、
湖と山の景色の調和が素晴らしく、空気も水も澄んでいてすごく癒される場所だから。
というのと、
もう一つが、
クレイドルマウンテンを訪れた際はぜひ頂上にも登っていただきたいから。(あ、べつに「頂上」と「いただき」を掛けたわけではありません。日本語の都合です。笑)
クレイドルマウンテンへ行くツアーに参加した場合、
ほとんどのツアーは、
クレイドルマウンテンの麓にあるダブ湖を周遊できる歩道を歩いて楽しむことができるようです。(1周1時間半〜2時間)
観光パンフレットに載っているダブ湖•クレイドルマウンテンがドーンッと写る、
「これぞクレイドルマウンテン!!」
みたいな写真が撮れるのがそのダブ湖の周遊コースだからです。

もちろんそのダブ湖周遊コースも素敵です。
ぼくも一度歩きましたが、
足元はしっかりと整備されていたし、
場所によっては本当に水際ギリギリを歩けるので、
風に揺らぐ水面を見ながら木々に覆われた道を木漏れ日の下歩くことができます。
そんな素敵なダブ湖の周遊コースですが、
ぼくはぜひクレイドルマウンテンの頂上に立ってみることをお勧めします。
下から眺めるだけでなく、上からの景色も堪能して頂きたい。
クレイドルマウンテンは標高が1,545mと富士山の半分にも満たない山ですが
頂上まで登ってみると周りには遮るものがなにもなく、
360度の広大なパノラマビューを楽しむことができます。
ちなみにぼくは頂上でとりあえず跳びました。

ただ、、、
クレイドルマウンテンに行った際はぜひ頂上まで登っていただきたいのですが。
ちょいと時間がかかるのです。
そして体力も必要なのです。
クレイドルマウンテンの周辺にはいくつか登山コースが整備されていて、
初級者用から上級者用までレベル分けがされています。
そして、頂上に行くまでのコースは「上級者向け」です。
最初の方はいいのですが、
途中から人間の体の何倍もある細長い岩が入り組んでいるところを
手を使い足を使いで登っていかないとけません。
山好きの人には楽しくて仕方ない場所だと思いますが、
登山経験がほとんどない方(特に女性)にはしんどくて仕方ない場所だと思います。

そして、そんなハードなコースに加えて
ダブ湖にある駐車場から頂上まで歩こうとすると往復で6〜7時間かかります。
もちろん時間は個人差がありますが、2時間や3時間で往復できるコースではないということです。
そんなわけで観光ツアーでは時間と安全の都合上、
初級者向けのダブ湖周遊コースのみを組み込んでいるのだと思います。
最後になりますが、
ぼくがお勧めするクレイドルマウンテンの登頂を目指す場合は、
レンタカーを借りて、時間に余裕のある状態で挑んでみてください。
ただ、頂上から見る景色と登りきった達成感は
のちの人生になにかしら良い影響を与えてくれると思いますよ!

ちなみに、ぼくはクレイドルマウンテンに合計3回登ったことがあるのですが、
初めて登ったときは12月の後半(オーストラリアは真夏)だというのに、
途中から天候が崩れて雪が降ってきました。
真夏に雪を見ることができていい経験になりましたが、
おかげで登頂をあきらめ途中で引き返すことになりました。
山の天気は変わりやすい
これはどこの国でも同じようです。
チャンスがあればぜひ一度登ってみてくださいね。
グッドラックです!
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