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いっそ悪人ばかりが集まると揉め事が起きない事実。

幼なじみ

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ある商店街に2つのお店がありました。

一つは魚屋さんで、もう一つが肉屋さんです。

道を挟んで向かい合うようにお店があるのでお互いのお店の様子が普段からよく見えます。

 

どちらのお店も店長が1人と20代〜40代の従業員が3人ずついます。

肉屋の店長の肉夫(ニクオ)さんには以前から悩みがありました。

 

それは従業員同士のケンカです。

いつもいつも小さなことでケンカが始まり、店内にはいつも怒鳴り声が響いています。

 

注文の聞き取り違いがあれば、

「さっきカルビ200gって言いましたよね?ちゃんと伝えてくださいよ!」

「私はあなたにちゃんと400gって伝えたわよ!ちゃんと聞いててよね!」

 

仕入れたお肉を冷蔵庫に入れるのを忘れてダメにしてまえば、

「いつもあなたがやるじゃない!だから私はやらなかったのよ!」

「店長に急に頼まれ事して忙しかったんですよ!見かけたらやっといてくれたっていいじゃないですか」

 

かくいう肉夫店長も、そんなケンカばかりの従業員の態度をなんとか正そうと、

「ぼくはみんなのためを思って言ってるんだから」と厳しい言葉で注意することもしばしば。

 

そんなお店の雰囲気に、お客さんも嫌がって売り上げがどんどん落ちるばかり。

肉夫店長は頭を抱えてしまいます。

オーストラリア 肉屋

そんな日々が続くある日、肉夫店長はあることに気がつきます。

それは肉屋の反対側にある魚屋のことでした。

 

「そういえば、向かいの魚屋で従業員同士が揉めたり大声で言い合いしている声を聞いたことがないな。それどころか向かいから見ている限り、いつもみんな笑顔ですごく楽しそうに仕事をしているな。どういうことなんだ?」

 

気になった肉夫店長は、魚屋の店長、魚子(サカナコ)さんに聞いてみることにしました。

 

「魚子さん、あなたのお店はどうしていつも楽しそうで、揉め事が起こらないんですか?何か秘訣があるんですか?」

 

そんな質問に対して、

いつもニコニコしている魚子さんは、いつも以上の素敵な笑顔で言いました。

 

「揉め事が多いのは、肉夫さんのお店は善人ばかりが集まっているからじゃないかしら?

私のお店には悪人ばかりがいますから。」

 

 

首をかしげる肉夫さん。

善人ばかりじゃダメなのか?悪人ばかりがいるといいのか?

 

 

頭に「?」が浮かびます。

魚屋 コタキナバル

 

ちょうどその時、魚屋の厨房で一人の従業員が今日仕入れたばかりの本マグロの切り身が入ったトレイを床に落としてしまいました。

 

切り身を落とした従業員がすぐに言いました。

 

「あぁ、すみません。ぼくの不注意で大切な切り身を落としてしまいました。ぼくがもっとしっかり気をつけていれば、、、悪い事しました。」

 

するとそれを見ていた先輩従業員がすぐに言いました。

「あ、ごめんなさい。それは私が悪いのよ。すぐ移動させるつもりで机の角にトレイを置きっぱなしにしちゃったから。あんなところに置いた私が悪いわ。」

 

それを見ていた店長の魚子さんも、小さな声でつぶやくように言いました。

「いつもお店のこと任せきりにしてホントに申し訳ないわ。もうちょっとお店のこと手伝ってあげらるといいんだけど、最近は事務仕事でいっぱいいっぱいで。従業員に悪い事してるわ。」

 

 

さて、そんな様子を見ていた肉夫さんは思いました。

 

「なるほど。確かにこの魚屋の従業員は悪人ばかりだ。これでは揉め事にはならないはずだ。」

 

そう納得した肉夫さんは、自分のお店に帰って行きましたとさ。

 

職場でも家庭でも友人関係でも恋人同士でも、

悪人ばかりが集まると争いが起きないんですね。

 

おしまい。

 

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