目次
はじめに
いつか海外で生活してみたい。永住じゃなくてもいいから。
海外で暮らすってどんな感じなんだろう。
20代のうちに海外で挑戦しておきたいことがある。
長期で海外に行って遊び回りたい。
そんな思いを持つ人たちが行き着くことの多いワーキングホリデー制度。
しかし、
ワーキングホリデーという制度を知って調べてみるものの、
一体いくらかかるのか、英語が喋れないけど大丈夫なのか、
不安要素が次から次へとひっきりなしに現れます。
ぼく自身もオーストラリアに行く前は「いくらくらい必要なんだろう」っていろんなウェブサイトやブログを覗きに行きました。
そんなぼくも、今はワーホリを終えた身です。
というわけで、ワーホリに行こうかと考えている方々のお役に少しでも立ちたいので、
ぼくがオーストラリアのワーキングホリデーで使った費用と収入をまとめてみました。
参考程度に読んでみてください。(1AUドル=80円換算で計算しています。)

事前準備費用
ワーホリ開始前、つまり日本にいる時の準備にかかった費用についてはコチラ↓↓↓の記事に詳しく書いてあります。
ワーキングホリデーに行くのに必要な費用はいくら?オーストラリア編
大まかな項目を挙げると
•ワーキングホリデービザ代
•宿泊費(最初1ヶ月のホームステイ代)
•航空券(片道)
•パスポート取得費(未取得の場合)
•長期海外保険
の5つで
合計が約42万2890円でした。
このうち海外旅行保険が1年で22万円くらいだったので、ネット保険などの他の保険を選べばもっと安く済ますこともできると思います。
準備にかかったお金について詳しく知りたい方はコチラ↓↓↓をどうぞ。
ワーキングホリデーに行くのに必要な費用はいくら?オーストラリア編

シドニー(3ヶ月間滞在)
オーストラリアへ渡航後はまずシドニーで約3ヶ月生活しました。
最初の2ヶ月はホームステイを利用し、最後の1ヶ月は運良くタダで同じ家に住むことができました。費用は日本にいる時に1ヶ月分(約8万3000円)はすでに払ってあったので、延長した1ヶ月分を現地で支払いました。
日本でもそうだと思いますが、新生活を始めるとなると最初の方は何かとお金のかかるもの。
現地の携帯電話を契約したり、買い物についても慣れてないから割高なものを買っていたり。
また、シドニーはオーストラリアで1番大きな都市だけあって、公共交通機関が発達していて電車もバスもたくさん走っていて便利です。
しかし、その分交通費がかさみます。シティーの徒歩圏内に住んでいれば話は別ですが、ぼくは郊外に住んでいたので電車代が月1万円くらいかかりました。
シドニーにいた時にかかった費用は、
ホームステイ(1ヶ月延長分)→ 約8万3000円
携帯電話の契約(預かり金含む)→ 約1万3000円
交通費3ヶ月(電車•バス•フェリー)→ 約5万円
それに加えて、食費や遊び、バイトで必要になった服や靴など、
合計してみると約28万円でした。
シドニーにいた時は1ヶ月9万3000円くらいで生活していたことになります。
3ヶ月目だけは一切家賃を払わずに生活できたので、その分がかなり節約になりました。
また、シドニーでは語学学校に3ヶ月通いました。
その費用が4000ドル、約32万円です。
語学学校については、行く行かない、何ヶ月行く(ワーホリは最大4ヶ月まで)かによるので費用0にすることもできます。
というわけで、ぼくがシドニーにいた3ヶ月に使った費用は約60万円です。

ダーウィン•カナナラ(約3ヶ月滞在)
シドニーのあとはセカンドビザの権利を獲得するべくファームジョブ探しへと出かけました。
向かった先は、オーストラリア大陸の北部、灼熱の土地ダーウィンです。
なぜ赤茶けた大地が永遠と広がる水の乏しい地域に向かったのか。
それはもちろん理由があって、ファームジョブの給料が高いと噂で聞いたからです。
結局ダーウィンでファームジョブを見つけることができず、希望を託して次の街カナナラへと移動するのですがそこでもファームジョブを見つけられず、、、。
結果的にローカルのカフェの仕事がカナナラで見つかってそこで約3ヶ月働かせてもらいました。
カナナラでの生活は、バックパッカーズと呼ばれる旅人が短期滞在で利用する安宿に長期滞在してました。
部屋は8人部屋で自分のスペースはベッドの上と貴重品のロッカーのみ。
キッチン•トイレ•シャワーはバッパーに滞在している60人ほどで共用。
最初は「大丈夫か?生活できるかな?」なんて思っていましたが、すぐ慣れました。
日本ではあまり発展していない文化なのでいろいろと面白かったです。
気になる方はコチラの記事をどうぞ↓↓↓

はいそれでダーウィン•カナナラにいた3ヶ月の間に使った費用ですが、
バッパーの費用(家賃)が1週間で約1万1500円。
1ヶ月で約4万6000円でした。
これだけ払って8人部屋にしか住めないんですから、オーストラリアの物価って怖いです(笑)
あとはシドニーからダーウィンへの交通費(飛行機•約2万円)やダーウィンからカナナラへの交通費(バス•約1万2000円)などがかかりました。
ちなみにカナナラで生活していた時は、娯楽費にあまりお金がかかっていません。
なぜなら、カナナラはど田舎でものすごく小さい町、周りは砂漠のような平野が何百キロも続く陸の孤島のような場所でした。
良くか悪くか、遊びに行こうにも行く場所がなかったので遊びに使うお金があまり必要になりませんでした。
よってカナナラ滞在中の一番の出費は家賃と食費。
合計金額ですが、
7月中旬にシドニーを離れてから10月下旬にシドニーに戻ってくるまでの約3ヶ月半の間に使った金額は約31万円でした。
バッパーで払っていた家賃を1ヶ月4万6000円とすると3ヶ月で13万8000円。
カナナラで暮らしていた時は楽しみが、Colesというスーパーマーケットでの買い物しかなかったので食費を週に100ドル(約8000円)を目安にしていた記憶があります。ちなみにカナナラでは水道水がすこぶるまずかったので、飲料水にはミネラルウォーターを買っていました。
それらも含めると3ヶ月で食費が約9万6000円。
あと、交通費や遊びで使ったお金なんかを含めると先ほどの約31万円という金額になりました。
これを3ヶ月で割ると1ヶ月約10万円てことになります。
シドニーで暮らしていた時も同じくらいの金額だったし、オーストラリアの生活費は1ヶ月10万円くらいって考えていいのかな、なんて思えてきました。
シドニーでの生活費について以前こんな記事を書いたことがあります。
ワーホリでシドニー(オーストラリア)に来てるぼくの1ヶ月の生活費

タスマニア(約5ヶ月滞在)
さて、カナナラでファームジョブに就けなかったぼくは、ファームジョブを探してタスマニアへと移動しました。
タスマニアでは運良くすぐにファームジョブが見つかり、住むところも親切なオーストラリア人夫婦の家で一緒に暮らすことになりました。
タスマニアにいた時に、金銭面で大きかったのは、ファームジョブを始めてから家賃を1ドルも払っていないこと。
なぜかというと、WWOOF(ウーフ)を始めたからです。
ウーフというのは、簡単に言うと、生活場所を労働力の交換です。
ファームのオーナーや一般の人がウーフがやりたくて来てくれた人に寝るところと食事を与え、
代わりに家の仕事の手伝いや家事の手伝いなどを無給でやってもらうシステムです。
ぼくはタスマニアでファームジョブをしながらWWOOFもしていたので、家賃を払わずに済みました。
その代わり、ファームと合わせると週7で毎日12時間くらい働いてましたけどね(笑)
そんな中、タスマニアでの大きな出費は車を買ったこと。
ファームジョブをするには車があったほうが何かと便利なのです。
というわけで、走行距離32万キロの超ご老体を12万円で買いました。
必然的に出費にガソリン代が加わることになります。
さて、タスマニアで使った金額ですが、
5ヶ月で約31万でした。
あれ?さっきのカナナラ3ヶ月分の生活費と同じじゃないか。
半年以上のオーストラリア生活で節約する術を覚えたか。
なんて一瞬思ったけど、
タスマニアでは家賃払ってないんだった!!笑
3ヶ月家賃払わずに済んだのは相当大きいです。

というわけで、
それではぼくがオーストラリアのワーキングホリデー1年目に使った金額を足していきましょう。
まずは事前準備に約42万2890円。
シドニーに住んでいた4月〜7月中旬が約28万円。
ダーウィン•カナナラで過ごした7月中旬〜10月の終わり頃までで約31万円。
タスマニアで暮らした11月〜3月までの5ヶ月間で約31万円。
はい、足し算ッッ!!!!
すると合計132万2890円!!!!
これがぼくがワーホリ1年目に使った(だいたいの)金額です。
一応ことあるごとにメモって家計簿っぽいものつけながらワーホリしてましたが、一円単位で細かくやっていたわけじゃないのであくまで「だいたい」なのでその点はご了承ください。
こうやってまとめてみると、それなりの費用かかってますね。笑
やっぱりこの世の中、やりたいことをやるにはお金がかかるもんだ。笑
ワーホリでこの金額ってどうなのかなー。
ワーホリし終わった人とこういう話をしたことがないので、ぼくのこの金額が高めなのか安めなのか普通なのか、それはわかりません。
とにかくぼくはワーホリ1年でこれだけかかりました。
132万2890円、12で割ったら月11万円くらいです。
月11万で1年間海外生活ができました!!
日本で一人暮らしていてもそれくらいのお金はかかるでしょうに。
だったらいっそ、ね。笑

収支はプラス!!
ワーホリを考えてる人にとって1年で132万円という金額はどう響くでしょうか。
「そんなに貯めなきゃいけないのか」
「結構かかるなー」
なんて思った方に朗報です!!
ぼくはワーホリ1年目で約132万使いましたが、
ワーホリ1年目で約240万円稼げました。
プラス108万円!!!
税金を払っているので実際はもうちょっと少ないんですが、
ワーホリで1年間海外生活していろんな経験をして
さらに貯金を増やして帰って来れるなんて理想的じゃないでしょうか。
ワーホリ1年目でお金を稼いだ話はコチラの記事に書いてあります。

さいごに
今回は、ぼくのワーキングホリデー1年目に使った費用をまとめてみました。
自分がいくら使ったのか知りたかったという理由もあるので、いい機会でした。笑
高いと思うか安いと思うか、人それぞれだと思います。
ぼくの場合は、運良く仕事にも恵まれたおかげでワーホリに行って1年目はプラス収支にすることができました。
もちろんワーホリに行く人全員がプラス収支で終えれるわけではないとは思います。
でも、
ぼくみたいなパターンもあるということを知っていただければ、ワーホリに行こうか悩んでいる人の励みになるのではないかと。
そんなことを思いながら、次はどんな記事を書こうかと日々思い悩んでいるぼくです。
それではまた。
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